表現することの偉大さ
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社会人のたしなみとして代表的なものの中に、筆記用具がある。看護師として働く方においても、業務を円滑に進めるための一環としてメモを取る際にボールペンが必要になったりするものだ。しかし、不意にペン回しを始める方もいるかもしれない。気分転換のための行為だと考えられる。このようにして、生活必需品とされる物から、考え方次第で気分転換の道具にもなったりするのだから驚かれる方は少なくないと思う。まあ、その人がどう使おうと勝手だが、人類の英知が結集してできた物が予想外な用途として使われるたびにその物を作った人は(あるいは作っている人)は目からうろこが落ちたかのようなまなざしを、そうした用途に使用している人に向けているのではないだろうか。
病院に入職したての看護師は、今までに通っていた看護学校とは環境が違うため、ここの病院で患者をしっかりと看れるように頑張ろうと意気込んでいるだろう。新人の看護師として滑り出しの良い仕事をしていくため、ボールペンを始めとした用途別の筆記用具を取りそろえ、書類に手を付ける時などで滞りがないようにしていくことが大切である。仕事で必要な物を肌身離さず持っていれば、それだけ快適な職場環境を実現していくことになり、その環境の中で成長できる自分を幸せに感じるようになるのである。筆記用具によっては、自分を表現する重要な拠り所にもなり得るのである。ひいては自己主張にも発展するくらいに大切な物になると思う。特に、三色のボールペンは、自分が手掛けた書類を見やすくするために必要な物となり、見栄えの良い書類にするために幅広い活用が期待できる。まるで明るい人間だということを主張しているかのような雰囲気さえも伝わってくる筆記用具だと感じる。そうした物があることで、自分の職場の背景が味気のないものだと感じても、辺り一面を彩り、華やかさを加えてくれる。その華やかさに思わず酔いしれずにはいられなくなるのである。